8月の営業に関して

ご連絡が遅くなりました。

最後まで悩みましたが8月は要請に従わず通常通り営業して酒類の提供もすることにいたしました。

当然ご批判、ご意見様々なお声があるかと思います。私どもも要請を守った上での営業を検討致しましたがかなり赤字の額が大きくなる試算で今回のような決断に至りました。

なんと言ってもまず自分たちの最低限の生活が保障できない。ここが大きな要因です。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんがテッペンは共同経営で営業をしており2人とも個人事業主という少し他の店舗とは違う形で運営しています。利益を完全二等分しているのですが協力金は1店舗分しか出ません。協力金のほとんどは現店舗の家賃などの経費、借入している移転費用の返済などでほぼ消えます、というか足りません。貰えるだけありがたい話ですが。。

さらに2人とも個人事業主ですので雇用調整助成金などはアルバイト・パートには使えますが私達2人には当然対象外です。

つまりは店舗での売上から生まれる利益が自分たちの生活費になるのですが夏場のお好み焼き屋、アルコールなし、これほど厳しい条件はありません。5月の緊急事態宣言時は協力金が今より1万円額が多かったのですが今回は要請内容は緊急事態宣言時と同じに関わらずまん延防止地域のため協力金は1日あたり1万円減りました。

さらに言えば20時半までアルコールを出せて21時まで営業できた先月からは5千円しか増額されていません。先月でギリギリな自店としてはどうしようもない条件です。

コロナの先行きも見えないまま赤字を垂れ流しながら営業を続けるということは事業の継続が危ぶまれる可能性が高いのでテッペンを続けていくために、自分たちが生きていくために営業して行きます。

当然可能な限りの感染対策はしていきます。要請が緩和され自分たちの生活費の見込みが立つなら要請に従います。

我々のような特殊な営業形態のお店まで国、自治体がフォローしてくれとも思いませんが協力金だけでは要請に従えない状況もあるということはわかっていただけると幸いです。

前の店舗から今年で9年になります。コロナ禍での移転等、見通しが甘いと言われればそうなのかもしれません。しかしながらここまで続けてきた事業をここで諦めることも出来ません。

自粛して生活されている方、医療従事者の方々のことを考えると決してベストの選択ではないかもしれませんが家族を養っていくためにも出来ることを尽くして営業していきます。

 

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ご理解くださいとは言えませんがよろしくお願いいたします。

 

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